都市部における屋上緑化の必要性や効果について


都市部の温度上昇が激しい

1980年代頃の日本の都市(沖縄以外)では、夏に35度以上気温になるようなことはほとんどありませんでした。しかし、地球温暖化やヒートアイランド現象により、今や夏に気温35度を超えるようなことが当たり前のように起こるようになり、「猛暑日」という新語もすっかり定着しました。そして、都市については本格的に色々な対策をしないと夏の気温上昇はますます進むと予測されています。

屋上緑化とは具体的にどんなことをするのか

そんな中、都市部にある自治体においては、屋上に植物等を植えたりする「屋上緑化」の実施を推奨している自治体がどんどん増えています。では、どんなことをすれば良いのかというと専門業者を呼んで、まず屋上庭園を造るための様々な資材をエレベーターやクレーンなどを使って屋上まで運びます。そして耐根マットなどを敷いた上で土を盛り、芝生にしたり草花・樹木などを植えることにより基本的な作業は完了です。

屋上緑化にはどんな効果があるか

屋上緑化には様々な効果がありますが、まず各建物の屋上が直射日光を浴びずに済むため、館内の温度が上がりにくくなり、結果的に省エネにつながります。そして、各建物内の温度が上がりにくくなって夏のエアコン使用量が減ることにより、ヒートアイランド現象の緩和を望めます。また、屋上庭園の植物が二酸化炭素を吸収して酸素を供給することにより、都市全体の大気浄化につながる事も大きな点です。その他、環境とは関係ないものの屋上が日光のダメージを受けにくくなることで建物の寿命が延びるという効果もあり、屋上緑化のメリットは計り知れません。

屋上緑化は企業の社会貢献活動に繋がるのはもちろん、温暖化対策になるので、結果的に冷暖房経費の削減にも繋がります。